龍馬塾推薦図書

みんなが龍馬塾の推薦図書にはコミックが多い(笑)。
今やコミックでも読めるならマシ、今どきのバカな大学生の中にはコミックさえも十分読めない族が居るらしい。

しかしコミックと侮るなかれ、コミックを描くために作者は時代背景等を丹念に調べていることが多い。

龍馬塾の推薦図書のひとつ「ヤマタイカ」や「流浪人剣心」もきめ細かい時代背景調査が行われている作品だ。

ヤマタイカは邪馬台国東遷説をベースにした歴史SF長編だが、これを読むには歴史や神話どころか地理や地学の素養が必要。そうした知識を持つ人が読めばますます面白さを感じるというわけである。

2月25日、夜の龍馬塾にやってきた民謡教室の谷先生(御歳75歳のご婦人)が塾の書棚に「ヤマタイカ」を返却していた。ヤマタイカの感想を伺うと、あまりのおもしろさに、かつて調査旅行で訪れた対馬や北九州の訪問資料を引っ張り出して、その内容と照らし合わせながら読まれたそうな。

部厚い5巻もののコミックをあっという間に読み終えられたということでした。